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16日後場の日経平均株価は前日比123円高の8,701円。TOPIXは同9ポイント高の732ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,164銘柄、値下がり364銘柄、変わらず145銘柄。日経平均は10月9日以来1週間ぶりに8,700円台を回復した。ドル・円が78円台後半まで上昇したことから、輸出関連株を中心に上げ基調を強めた。特に新たな材料は観測されておらず、買いの積極性は乏しかったものの、円高修正の動きに支えられてジリ高で推移した。ただ、市場からは「9-10日にあけた『マド』を埋めきれたわけではないので、きょうの段階では下げ過ぎていた反動による買い戻しに過ぎない」(中堅証券)との声が聞かれた。
15日の米国株式は、NYダウが前週末比95ドル高の1万3,424ドルと続伸、ナスダック総合指数は同20ポイント高の3,064ポイントと7営業日ぶりに反発して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億1,869万株、ナスダック市場が15億2,903万株だった。米9月の小売売上高が、季節調整済みで前月比1.1%増と市場予想の同0.9%増を上回ったことを好感した。NYダウ採用銘柄では、米金融大手のバンク・オブ・アメリカやJPモルガンチェース、医薬品大手のメルク、ファイザーなどが買われ、ダウの上昇を支えた。NY外国為替市場でドル・円は78円62銭(前営業日の終値は78円43銭)、ユーロ・円は101円79銭(前営業日の終値は101円60銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり30。値下がり3。海運、証券、情報・通信が値上がり率上位。値下がりは石油・石炭製品、食料品、鉱業のみ。商船三井<9104>など海運株が堅調。JFE<5411>など鉄鋼株も継続物色された。日電硝子<5214>などガラス株も上昇し、東芝<6502>などハイテク株も引き締まった。浜ゴム<5101>などタイヤ株が高く、いすゞ<7202>など自動車株も上げ幅を拡大した。大和証G<8601>など証券株も強含みで推移した。三菱UFJ<8306>など銀行株も上げ基調。個別では、ソフトバンク<9984>が大幅高となり、イーアクセス<9427>もツレ高した。半面、国際帝石<1605>、JX<5020>など石油関連株はさえない。キリンHD<2503>など食品株も下落した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は5日ぶりに反発。カイノス<4556>、ウィルソン<9610>、コスモバイオ<3386>などが堅調。半面、ケイブ<3760>、IRジャパン<6051>などが売られ、13年5月期第1四半期で2ケタ減益のファーマライズ<2706>も安い。
提供:モーニングスター社
12日後場の日経平均株価は前日比12円安の8,534円。TOPIXは同4ポイント高の718ポイント。騰落銘柄数は値上がり839銘柄、値下がり650銘柄、変わらず183銘柄。米企業決算の発表本格化を控えて売り買いともに様子見ムードが強く、前日終値を挟んで小動きとなった。方向感は乏しかったが、週末の手じまい売りに押され、日経平均はマイナス圏へ沈んだ。市場からは「9月の安値は割り込んでしまったが、6月と7月の安値を結んだラインがサポートすれば、トレンドが崩れたことにはならない。現時点では8,400円台半ばで、仮に心理的フシ目を割り込むようなことになっても、この水準が意識されれば、下値は限定的となりそうだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
11日の米国株式は、NYダウが前日比18ドル安の1万3,326ドルと4日続落、ナスダック総合指数は同2ポイント安の3,049ポイントと5日続落して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億4,663万株、ナスダック市場が15億6,519万株だった。連日安の反動もあり、小高く寄り付いたものの、企業業績に対する不安が募るなか、12日から決算発表が本格化することもあって、買いは続かなかった。イタリア国債入札が好調だったほか、新規失業保険申請件数の減少が支えになったものの、アナリストが投資判断を引き下げた住宅関連株や、韓国サムスン電子との係争が長引くアップルの下げを重しに弱含んだ。NY外国為替市場でドル・円は78円34銭(前営業日の終値は78円12銭)、ユーロ・円は101円27銭(前営業日の終値は100円59銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり28。値下がり5。情報・通信、パルプ・紙、空運が値下がり率上位。鉄鋼、保険、食料品が値上がり率上位。王子HD<3861>など製紙株が軟調。東北電<9506>、東ガス<9531>など電力・ガス株の上値も重かった。個別では、米携帯電話大手の買収報道で負担増が懸念されたソフトバンク<9984>が値下がり率上位。イーアクセス<9427>も下落した。市場コンセンサスを下回る13年8月期連結業績予想を開示したファーストリテ<9983>も安い。半面、新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、住友鉱<5713>など非鉄金属株は堅調。コマツ<6301>など機械株も買われた。三井不<8801>など不動産株や、東京海上<8766>など保険株、アコム<8572>などノンバンク株もしっかり。サッポロHD<2501>、JT<2914>など食品株も引き締まった。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は3日続落。ブロッコリー<2706>、テラ<2191>、ネットインデ<6634>などが安い。半面、ウィルソン<9610>、コスモバイオ<3386>、アイテック<9964>などは堅調。
提供:モーニングスター社
11日後場の日経平均株価は前日比49円安の8,546円。TOPIXは同2ポイント安の713ポイント。騰落銘柄数は値上がり495銘柄、値下がり1,014銘柄、変わらず158銘柄。買い戻しで下げ渋った前場からの流れを引き継ぎ、後場寄りでプラス圏へ浮上したが、追随する動きはみられず、上値は限られた。ドル・円が78円を割り込むなど円が上昇したため、持ち直していたハイテク株の一角が軟化し、日経平均も押し返された。市場からは「いまの日本株の上値を抑えているのは日中関係の緊迫化による影響が大きい。中国はまもなく新体制に移行するが、いまの体制よりも日本に対して強硬とみられている。この問題の長期化が懸念される」(中堅証券)との声が聞かれた。
提供:モーニングスター社