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エービーシー・マートは9日、2013年2月期の年間配当を前期比8円増やし、50円にすると発表した。従来予想は48円だった。株式分割を考慮すると、過去最高になる。期初予想の45円から昨年10月に3円上乗せしており、2回目の上方修正となる。
収益が堅調で、「今後の事業展開にかかる資金などを勘案して増配を決めた」(小島穣取締役)という。
同日発表した12年3~11月期決算は、連結純利益が前年同期比31%増の137億円と、3~11月期では過去最高となった。好採算のプライベートブランド(PB=自主企画)商品比率が1ポイント上昇し、全体の利益を押し上げた。特に女性向け商品が好調。春から夏にかけてはレインブーツやパンプス、秋にはムートンブーツなどが売れた。
売上高は14%増の1161億円、経常利益は25%増の242億円だった。テレビコマーシャルなどを積極的に利用し、季節ごとに異なる商品を打ち出した。女性向け商品の売上高は24%増えた。9月から連結した米革靴メーカーのラクロス社の売上高も30億円加わった。
13年2月期通期は売上高が前期比15%増の1612億円、経常利益が16%増の330億円、純利益が19%増の185億円とした従来予想を据え置いた。
東京証券取引所が9日発表した2012年12月第4週(25~28日)の投資部門別株式売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1、2部と新興企業向け市場合計)によると、海外投資家(外国人)は7週連続で買い越した。買越額は2666億円で、1年9カ月ぶりの高水準だった前の週(7019億円)からは減少した。12月月間では1兆5448億円の買い越しで月間の買越額としては05年11月以来、7年1カ月ぶりの高水準だった。12年年間では海外投資家は4年連続で買い越し、買越額は2兆8264億円。2年ぶりの高水準だった。
この週の日経平均株価は週間で455円(4.6%)上昇した。安倍晋三内閣が発足し経済対策などへの期待感を背景に、比較的中長期投資を行う海外投資家などが買いを入れたという。外国為替市場での円安進行も日本株買いを誘った。海外投資家の7週間合計の買越額は2兆1022億円となった。7週連続は11年12月から12年3月にかけての12週連続以来の長さだった。
一方、個人投資家は週間では7週連続で売り越した。売越額は674億円と前の週(2067億円)からは大幅に減少した。信用取引では買い越した。7週間で1兆465億円を売り越した。生損保は16週連続、都銀・地銀も6週連続、信託銀行は10週連続、投資信託は2週連続で売り越した。売越額はいずれも前の週から縮小した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕