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29日後場の日経平均株価は前日比92円高の9,400円。TOPIXは同8ポイント高の779ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,140銘柄、値下がり417銘柄、変わらず132銘柄。売買代金は9,991億円と、14日以来10営業日ぶりに1兆円を割り込んだ。売り買いともに見送りムードが強く、商いが伸び悩むなか、先物に大口の買いが流入。日経平均は上げ幅を100円超に拡大する場面もあった。追随する動きはみられなかったものの、ドル・円が持ち直したことも支えになり、高値圏を維持した。市場からは「今晩予定の党首討論が様子見の一因になった面もある。これまで自民党の安倍総裁の発言が為替を動かしていた側面が強いだけに注目。ただ、インフレ目標などは相場にかなり織り込まれている。踏み込んだ話が出てこなければ、あすの相場への影響は限定的だろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
28日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比106ドル高の1万2,985ドル、ナスダック総合指数が同23ポイント高の2,991ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が7億909万株、ナスダック市場が16億7,714万株だった。減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」の問題について、共和党のベイナー下院議長が、協議の先行きについて楽観的な見方を示したと伝わり、反発につながった。注目されていた10月の米新築住宅販売件数が、年率換算で36万8,000件と市場予想の39万件を下回り、NYダウは一時110ドルを超える下げをみせる場面もあった。NY外国為替市場でドル・円は82円04銭(前営業日の終値は82円11銭)、ユーロ・円は106円28銭(同106円27銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり32。値下がり1。海運、鉄鋼、空運が値上がり率上位。値下がりは保険のみ。JFE<5411>など鉄鋼株や、住友鉱<5713>など非鉄金属株が高い。商船三井<9104>など海運株も継続物色された。日立建機<6305>など機械株も堅調。レンゴー<3941>、王子HD<3861>などパルプ・紙株もしっかり。JX<5020>など石油株も引き締まった。帝人<3401>など繊維株も上げ基調。半面、SONYFH<8729>など保険株の一角は戻りが鈍かった。個別では、13年1月期連結業績予想を下方修正した菱洋エレク<8068>が停滞。クレディスイス証が投資判断を引き下げた野村不HD<3231>も弱含みで推移した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は10日続伸。メガネスーパ<3318>、USシステム<3390>、フォンツHD<3350>などが高い。半面、ヤマザキ<6147>、サニーサイド<2180>、山陽百<8257>などは下落した。
提供:モーニングスター社
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