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28日後場の日経平均株価は前日比114円安の9,308円。TOPIXは同10ポイント安の771ポイント。値下がり銘柄数は1,279と全体の75%(値上がり309銘柄、変わらず101銘柄)に達し、12日以来の多さとなった。先物への断続的な売りに押されてジリ安で推移した。ドル・円が下げ止まったため、日経平均はこう着感を強めたが、中国株の下げもあって戻りは鈍く、主力株を中心に下げ幅を拡大した。市場からは「中国株の下げもあって戻りが鈍く、利益確定売りに押されてしまった」(オンライン証券)との声が聞かれた。
27日の米国株式は、NYダウが前日比89ドル安の1万2,878ドルと続落、ナスダック総合指数は同8ポイント安の2,967ポイントと7営業日ぶりに反落して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億8,927万株、ナスダック市場が16億9,862万株だった。減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」問題について、与野党での協議が再開されたものの、先行きへの警戒感が強く相場の重しとなった。米11月CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数は73.7と市場予想の73.0を上回ったが、市場の反応は限定的だった。NY外国為替市場でドル・円は82円11銭(前営業日の終値は82円06銭)、ユーロ・円は106円27銭(同106円55銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり1。値下がり32。海運、証券、鉄鋼が値下がり率上位。値上がりは石油・石炭製品のみ。郵船<9101>など海運株が停滞した。JFE<5411>など鉄鋼株、三菱マテリアル<5711>など非鉄金属株が下げ基調を強め、住友重<6302>など機械株も下押した。TDK<6762>などハイテク株や、マツダ<7261>など自動車株も一段安。野村<8604>など証券株の下げがきつく、第一生命<8750>など保険株や、三菱UFJ<8306>など銀行株も弱含みで推移した。半面、個別で、三菱UFJモルガン証が投資判断を引き上げたJX<5020>はしっかり。抗精神病薬で東南アジア市場の開拓が報じられた大日住薬<4506>も引き締まった。13年3月期の連結純利益予想を上方修正したアイロムHD<2372>や、自社株買いを発表した青森銀<8342>も継続物色された。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は9日続伸。USシステム<3390>、ウィル<3241>、山田コンサル<4792>などが上昇した。半面、陽光都市<8946>、テクノアルフ<3089>、フェローテク<6890>などは安い。
提供:モーニングスター社
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