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21日後場の日経平均株価は前日比79円高の9,222円。TOPIXは同4ポイント高の767ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,026銘柄、値下がり491銘柄、変わらず171銘柄。終値としては9月19日以来2カ月ぶりに9,200円台を回復した。円高一服を背景に日経平均は上げ幅を縮小したが、引けにかけて持ち直した。ユーロ圏財務相会合でのギリシャ融資の結論が来週26日に先送りされたとの報道を受けて、ユーロ・円が下落したものの、下値は限定的だった。国内投信のファンドマネジャーは「ユーロ圏財務相会合の内容は全体像がみえていないため、反応しにくく、欧州市場待ち。前日は今回の会合に対する期待も強かっただけに、今晩の欧州市場は警戒しておきたい」との見方を示している。
20日の米国株式は高安まちまち。NYダウが前日比7ドル安の1万2,788ドルと3日ぶりに反落し、ナスダック総合指数は小幅高の2,916ポイントと3日続伸して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億4,449万株、ナスダック市場が15億6,225万株だった。前日に急上昇したため、利益確定売りが上値を抑えた。10月の米住宅着工件数が増加したため、NYダウもプラスに転じる場面があったが、「財政の崖」に対する懸念が根強いうえ、IT大手のヒューレット・パッカード(HP)の子会社による不正会計処理が判明したことが投資家心理を冷え込ませた面もあり、買い手控えムードが強かった。NY外国為替市場でドル・円は81円69銭(前営業日の終値は81円37銭)、ユーロ・円は104円72銭(同104円28銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり25。値下がり8。ゴム製品、輸送用機器、鉄鋼が値上がり率上位。不動産、その他金融、倉庫・運輸関連が値下がり率上位。円の弱含みを背景に、ホンダ<7267>、マツダ<7261>など自動車株が堅調。ブリヂス<5108>などタイヤ株も引き締まった。東レ<3402>など繊維株もしっかり。住友化<4005>など化学セクターも上値を追った。郵船<9101>など海運株や、JFE<5411>など鉄鋼株、コマツ<6301>など機械株も高い。半面、三井不<8801>など不動産株は下落した。三菱倉<9301>など倉庫株もさえない。東京海上<8766>など保険株も売りが先行し、アコム<8572>などノンバンク株も軟調。JR東日本<9020>、日立物流<9086>など陸運株も弱含みで推移した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は5日続伸。新報国鉄<5542>、ウェッジHD<2388>、サニーサイド<2180>などが高い。半面、平賀<7863>、ラクオリア薬<4579>、ラ・アトレ<8885>などは下落した。
提供:モーニングスター社
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