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20日後場の日経平均株価は前日比10円安の9,142円。TOPIXは小幅安の762ポイント。騰落銘柄数は値上がり869銘柄、値下がり672銘柄、変わらず147銘柄。見送りムードが強く、前日終値を挟んでもみ合いとなった。利益確定売りに押されて弱含む場面もあったが、下値は限られた。日銀は金融政策決定会合で政策金利の現状維持などを決定したが、市場の反応は薄かった。市場からは「前日までの4連騰で日経平均が500円近く上昇したあとの下げとしては、利益確定売りが出たといっても底堅さがあったと評価してよいだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
19日の米国株式は大幅続伸。NYダウが前週末比207ドル高の1万2,795ドル、ナスダック総合指数は同62ポイント高の2,916ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が7億1,057万株、ナスダック市場が17億1,557万株だった。減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」について、前週末に共和党などと協議後に会見したオバマ大統領が18日にも会見し、議会との合意に自信を示したため、楽観的な見方が強まった。また、10月の中古住宅販売件数が予想を上回ったことも支えになった。NY外国為替市場でドル・円は81円37銭(前営業日の終値は80円29銭)、ユーロ・円は104円28銭(同103円59銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり13。値下がり20。その他製品、その他金融、不動産が値下がり率上位。海運、石油・石炭製品、情報・通信が値上がり率上位。アイフル<8515>、クレセゾン<8253>などノンバンク株がさえない。野村不HD<3231>など不動産株も売られた。大和証G<8601>など証券株の一角も下落。ドイツ証が目標株価を引き下げたパナソニック<6752>などハイテク株も弱含みで推移した。ホンダ<7267>など自動車株の上値も重い。半面、商船三井<9104>など海運株は値上がり率トップ。NTT<9432>など情報通信株も買われた。東京海上<8766>など保険株も堅調。国際帝石<1605>、JX<5020>など石油関連株も継続物色された。板硝子<5202>などガラス株もしっかり。レンゴー<3941>、王子HD<3861>などパルプ・紙株も引き締まった。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は4日続伸。ジェーソン<3080>、平賀<7863>、SEED<1739>などが上昇した。半面、フォバルRS<9423>、ユニバーサル<6425>、USEN<4842>などは売られた。
提供:モーニングスター社
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