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22日後場の日経平均株価は前日比144円高の9,366円。TOPIXは同9ポイント高の776ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,223銘柄、値下がり347銘柄、変わらず120銘柄。連休前ということもあって、小型株への物色が中心となり、全体的に動意薄の展開となった。ただ、伸び悩んでいたドル・円が持ち直すと、日経平均は引けにかけて先物主導で上げ基調を強めた。市場からは「週明けには米国のクリスマス商戦の状況も伝わってくるとみられる。現状では円の先安感が強いため、多少の不振であっても、よほど悪くなければトレンドが変わることはないだろう。逆に良好であれば、ドル買いが加速する可能性が高まってくる」(中堅証券)との声が聞かれた。
21日の米国株式は、NYダウが前日比48ドル高の1万2,836ドルと反発し、ナスダック総合指数は同9ポイント高の2,926ポイントと4日続伸して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が5億2,176万株、ナスダック市場が14億187万株だった。イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスが停戦に基本合意したため、中東情勢の落ち着きに向けた動きが評価された。ただ、22日の感謝祭を前に市場参加者が少なく、売り買いともに積極性は乏しかった。ユーロ圏財務相会合でギリシャ融資の結論が先送りされたが、市場の反応は薄かった。NY外国為替市場でドル・円は82円50銭(前営業日の終値は81円69銭)、ユーロ・円は105円83銭(同104円72銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり26。値下がり7。証券、鉄鋼、非鉄金属が値上がり率上位。石油・石炭製品、電力・ガス、空運が値下がり率上位。野村<8604>など証券株が軒並み買われた。ホンダ<7267>など自動車株も継続物色された。JFE<5411>など鉄鋼株や、三菱マテリアル<5711>など非鉄金属株も堅調。郵船<9101>など海運株や、住友重<6302>など機械株も引き締まった。キヤノン<7751>などハイテク株や、日電硝子<5214>などガラス株もしっかり。住友化<4005>など化学セクターも上昇した。半面、国際帝石<1605>、JX<5020>など石油関連株は軟調。関西電<9503>、東ガス<9531>など電力・ガス株も下落した。ケーズHD<8282>、ニトリHD<9843>など小売株もさえない。カルビー<2229>、ヤクルト<2267>など食品株も下げ基調。塩野義薬<4507>など医薬品株の上値も重かった。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は6日続伸。コックス<9876>、フォンツHD<3350>、UEX<9888>などが堅調。半面、インスパイア<2724>、プロルート<8256>、陽光都市<8946>などは下落した。
提供:モーニングスター社
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