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19日後場の日経平均株価は週末比129円高の9,153円。TOPIXは同10ポイント高の762ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,355銘柄、値下がり235銘柄、変わらず94銘柄。日経平均は9月19日以来2カ月ぶりの高値を付けた。円が対主要通貨で下げ渋ったため、株式市場でも買いの勢いは弱まったが、先高期待の根強さもあり、高値圏を維持した。先物への断続的な買いを支えに上げ基調を強める場面もあった。ただ、市場からは「さすがに連日高で戻り売り圧力も強まるとみられ、週内の日経平均の上値メドは9,250円程度」(大手証券)との声が聞かれた。
16日の米国株式は5日ぶりに反発。NYダウが前日比45ドル高の1万2,588ドル、ナスダック総合指数は同16ポイント高の2,853ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が9億4,824万株、ナスダック市場が21億3,979万株だった。朝方は売りが先行し、NYダウは下げ幅を一時70ドル超に拡大したが、連日安の反動もあって売り一巡後は切り返しの動きとなった。オバマ大統領、共和党のベイナー下院議長、民主党のペロシ前下院議長が協議のあとに共同会見し、「建設的な協議だった」とコメント。「財政の崖」に対する警戒感もやや和らいだ。NY外国為替市場でドル・円は80円29銭(前営業日の終値は81円15銭)、ユーロ・円は103円59銭(同103円71銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり32。値下がり1。電力・ガス、石油・石炭製品、食料品が値上がり率上位。値下がりは金属製品のみ。関西電<9503>など電力株が買われた。国際帝石<1605>、JX<5020>など石油関連株や、三菱商<8058>など商社株も堅調。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、三井金<5706>など非鉄金属株もしっかり。住友電工<5802>など電線株も引き締まった。コマツ<6301>など機械株も上げ基調。キヤノン<7751>などハイテク株も上昇した。半面、個別で、UBS証が投資判断を引き下げた大陽日酸<4091>は安い。電力量計国内首位の大崎電<6644>は、東電<9501>によるスマートメーター運用開始時期が報じられ、今後の業績に対する懸念が強まって売りが優勢となった。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は3日続伸。平賀<7863>、ラクオリア薬<4579>、システムソフ<7527>などが上昇した。半面、ユニバーサル<6425>、フィスコ<3807>、ワールドロジ<9378>などは安い。
提供:モーニングスター社
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