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31日後場の日経平均株価は前日比86円高の8,928円。TOPIXは同8ポイント高の742ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,148銘柄、値下がり413銘柄、変わらず121銘柄。個別株物色の様相が強く、方向感は乏しかった。先物への断続的な買いを支えに日経平均は一時9,000円に接近。海運株などの決算発表をきっかけに買い戻された銘柄が支えになった。ただ、ドル・円の動きは鈍く、引けにかけて上げ幅を縮小した。市場からは「企業決算がピークを迎えるため、様子見ムードが強かった。ただ、弱い決算であっても、悪材料出尽くしになるケースが目立っている。米雇用統計の発表などを控えてこれから為替は動きにくくなるが、ホンダ<7267>のようなネガティブサプライズでもなければ、決算が買い戻しのきっかけになりやすい」(中堅証券)との声が聞かれた。
30日の米国市場は、ハリケーン「サンディ」の影響で休場。NY外国為替市場でドル・円は79円60銭(前営業日の終値は79円79銭)、ユーロ・円は103円13銭(前営業日の終値は102円96銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり31。値下がり2。鉄鋼、保険、海運が値上がり率上位。値下がりは食料品、水産・農林のみ。郵船<9101>など海運株が上げ幅を拡大した。JFE<5411>など鉄鋼株も堅調。13年3月期連結利益予想を上方修正した富士重<7270>など自動車株や、浜ゴム<5101>などタイヤ株も買いが先行した。東京海上<8766>など保険株も継続物色された。三菱地所<8802>など不動産株も買われた。半面、JT<2914>や、12年12月期第3四半期で連結営業益2ケタ減のアサヒ<2502>など食品株の戻りは鈍かった。個別では、12年9月中間期の連結決算で下ブレ着地の日立物流<9086>や、13年3月期連結業績予想を下方修正したフタバ<7241>、沖縄電力<9511>などが下落した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は反発。インタライフ<1418>、ネクストG<3842>、パピレス<3641>などが上昇した。半面、澤田HD<8699>、JACR<2124>、T&CHD<3832>などは安い。
提供:モーニングスター社
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