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シンガポールの塗料大手ウットラム・グループは21日、日本ペイント(4612)に大規模買い付けに関する提案書を提出したと発表した。ウットラムは既に日本ペ株を14.6%保有する筆頭株主だが、出資比率を約45%まで高め、事実上買収する。ウットラム・グループは1株900円でのTOB(株式公開買い付け)によって、日本ペ株8000万株の取得を想定する。技術力が高い日本ペを傘下に収めて一段の成長を目指す。
提案は日本ペの買収防衛策に従ったもので、同社の取締役会による検討を経て、買い付けが可能になった時点から1年以内にTOBを実施する計画という。一方で日本ペは同日、TOBを実施する予定のウットラムの完全子会社ニプシー・インターナショナル(香港)から、「大規模買付行為に関する提案書」などを受け取ったと発表した。「内容に関し現在確認・検討中で、対応は追って速やかに開示する」とし、現時点でTOBへの賛否は明らかにしていない。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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