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5日後場の日経平均株価は前日比213円安の1万1,046円と6営業日ぶりに反落し、安値引け。TOPIXは同16ポイント安の939ポイント。騰落銘柄数は値上がり300銘柄、値下がり1,326銘柄、変わらず68銘柄。利益確定売りが強まり、株価指数先物にもまとまった売り物が出て、指数を押し下げた。スペイン、イタリアの政局不安を背景にした4日の欧米株安に続き、アジア株が軟地合いとなり、円安一服感とともに上値の重しとして意識された。5日の欧米株式動向を見極めたいとの空気も手控え要因となった。市場からは「高水準の売買代金は、押し目買い意欲の強さを反映したものであり、調整は短期間にとどまるのではないか」(銀行系証券)との声が聞かれた。
4日の米国株式は、反落した。NYダウが前週末比129ドル安の1万3,880ドル、ナスダック総合指数が同47ポイント安の3,131ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億9,369万株、ナスダック市場が18億2,413万株だった。スペインのラホイ首相や与党幹部に不正資金疑惑が浮上し、同国の財政再建に対する警戒感が高まり欧州株が急落。その流れを受け、利益確定売りやリスク回避の売りに押された。また、米12年12月の製造業受注が前月比1.8%増と発表され、市場予想の同2.2%増を下回ったことも重しとなった。
業種別(東証33業種)株価指数は値下がり31、値上がり2。不動産、保険、倉庫運輸などが値下がり率上位。値上がりは空運、ガラス土石。菱地所<8802>などの不動産株や、三菱倉<9301>などの倉庫株が下落。東京海上<8766>などの保険株も売られた。半面、JAL<9201>など空運株が堅調。板硝子<5202>などのガラス株もしっかり。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は5日続伸。SEED<1739>、eBASE<3835>、アールテック<4573>などがストップ高。半面、スパークスG<8739>、陽光都市<8946>、日本通信<9424>などは軟調。
提供:モーニングスター社
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