気になるニュース、NYダウ、NASDAQ、東京市場、映画 音楽 仕事 その他
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
31日後場の日経平均株価は前日比24円高の1万1,138円と3日続伸し、連日の昨年来高値更新となった。TOPIXは同5ポイント高の940ポイント。騰落銘柄数は値上がり838銘柄、値下がり734銘柄、変わらず125銘柄。前半は、円安一服感に加え、アジア株が総じてさえないこともあり、利益確定売りが継続し、日経平均株価は一時1万1,007円(前日比106円安)を付ける場面があった。1万1,000円台を割り込まなかったこともあり、その後は押し目買いの動きが強まるとともに、引けにかけて株価指数先物にもまとまった買い物が入り、一気に上げに転じた。市場からは「急速に値戻しが進んだが、債券先物買い・株価指数先物売りの巻き戻しの動きや、月末のドレッシング期待が背景にあるようだ。基調の強さを改めて見せ付けられた格好だ」(準大手証券)との声が聞かれた。
30日の米国株式は、NYダウが前日比44ドル安の1万3910ドルと反落、ナスダック総合指数が同11ポイント安の3,142ポイントと続落して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が7億450万株、ナスダック市場が19億5,431万株だった。FOMC(米連邦公開市場委員会)は終了後の声明で、「足元で経済活動の伸びが一服している」との見方を示した。声明を受け、利益確定売りに押される展開となった。朝方発表された米12年10-12月の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比0.1%減と市場予想平均の同1.1%増を下回ったが、市場の反応は限られた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり24、値下がり9。海運、鉄鋼、パルプ紙などが値上がり率上位。その他製品、建設、保険など値下がり率上位。商船三井<9104>が売り一巡後に浮上するなど海運株が上昇。JFE<5411>などの鉄鋼株や、日本紙<3893>などのパルプ紙株も堅調。半面、任天堂<7974>などその他製品株が軟調。NKSJHD<8630>などの保険株や、大林組<1802>などの建設株も値を下げた。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は続伸。プラップJ<2449>、ジェイテック<2479>、多摩川HD<6838>などがストップ高。半面、ソフトフロン<2321>、エスイー<3423>、ウィル<3241>などは軟調。
提供:モーニングスター社
COMMENT