気になるニュース、NYダウ、NASDAQ、東京市場、映画 音楽 仕事 その他
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7日後場の日経平均株価は前日比17円安の9,527円。TOPIXは同1ポイント高の790ポイント。騰落銘柄数は値上がり645銘柄、値下がり870銘柄、変わらず173銘柄。手掛かり材料が乏しいうえ、米国や中国で重要な経済指標の発表を控えており、売り買いともに見送りムードが強かった。週末で上値は重く、手じまい売りに押されて日経平均はマイナスに押されたが、TOPIXはプラス圏を維持した。市場からは「米11月雇用統計はハリケーンの影響もあって、あまり材料にはならないだろう。仮に悪い結果となっても、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えている。国債買い入れなどが市場コンセンサスだが、雇用情勢が悪ければ、緩和への期待が支えになってくれる」(中堅証券)との声が聞かれた。
6日の米国株式は、NYダウが前日比39ドル高の1万3,074ドルと続伸し、ナスダック総合指数も同15ポイント高の2,989ポイントと5日ぶりに反発して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億1,596万株、ナスダック市場が16億4,323万株だった。7日に発表される11月雇用統計への期待感が支えになった。「ハリケーンの影響を考慮しても、足元の経済指標がそれほど悪化していない」との見方があるという。NYダウは前日終値を挟んだ動きに方向感は乏しかったが、引けにかけて買いが優勢となり、ほぼ高値で引けた。NY外国為替市場でドル・円は82円40銭(前営業日の終値は82円43銭)、ユーロ・円は106円84銭(同107円72銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり18。値下がり15。電力・ガス、保険、倉庫・運輸関連が値上がり率上位。鉱業、精密機器、ゴム製品が値下がり率上位。国際帝石<1605>、昭シェル<5002>など石油関連株が売られた。KDDI<9433>など情報通信株もさえない。ニコン<7731>など精密機器株も下落した。浜ゴム<5101>などタイヤ株も弱含みで推移した。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、三菱マテリアル<5711>など非鉄金属株も軟調。半面、三井住友<8316>など銀行株や、野村<8604>など証券株、東京海上<8766>など保険株は堅調。三井不<8801>など不動産株や、住友倉<9303>など倉庫株もしっかり。中部電<9502>など電力株も引き締まった。鹿島<1812>などゼネコン株も買われた。商船三井<9104>など海運株も底堅い。コマツ<6301>など機械株も上昇した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は続伸。アイル<3854>、ゲトウェイH<7708>、細田工務<1906>などが高い。半面、高見サイ<6424>、キタック<4707>、USシステム<3390>などは下落した。
提供:モーニングスター社
COMMENT