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6日後場の日経平均株価は前日比76円高の9,545円。TOPIXは同6ポイント高の788ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,268銘柄、値下がり287銘柄、変わらず136銘柄。終値としては4月27日以来約7カ月ぶりに9,500円台を回復した。ドル・円が底堅く推移したため、日経平均は高値圏を維持した。全体的に様子見ムードが強かったが、引けにかけて上げ基調を強める場面もあった。市場からは「日経平均で9,500円はこれまで強く意識され、何度か試してきた水準。それを終値で回復できたのは市場心理にも好影響だ」(オンライン証券)との声が聞かれた。
5日の米国株式は高安まちまち。NYダウが前日比82ドル高の1万3,034ドルと3日ぶりに反発した一方、ナスダック総合指数は同22ポイント安の2,973ポイントと4日続落して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が7億5,883万株、ナスダック市場が17億6,835万株だった。中国共産党が13年の経済政策について、安定的な成長を重視し、内需拡大に注力する方針を明らかにしたため、建機大手のキャタピラーや非鉄大手のアルコアなどが上昇。NYダウは上げ幅を一時130ドル超に拡大した。ただ、「財政の崖」に対する懸念は根強く、調査会社に12年のタブレット市場のシェアが縮小すると指摘されたアップルなどが売られ、ナスダックはマイナス圏で停滞した。NY外国為替市場でドル・円は82円43銭(前営業日の終値は81円89銭)、ユーロ・円は107円72銭(同107円22銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり32。値下がり1。証券、ガラス・土石製品、電力・ガスが値上がり率上位。値下がりはパルプ・紙のみ。野村<8604>など証券株が値上がり率トップ。三菱UFJ<8306>など銀行株も底堅い。関西電<9503>など電力株も継続物色された。旭硝子<5201>などガラス株も堅調。イビデン<4062>などハイテク株も引き締まった。ホンダ<7267>など自動車株もしっかり。コマツ<6301>など機械株や、商船三井<9104>など海運株も買われ、三井金<5706>など非鉄金属株も高い。半面、レンゴー<3941>、日本紙<3893>などパルプ・紙株の上値は重かった。個別では、13年3月期連結業績予想を下方修正したアーク<7873>や、12年10月期単体業績予想を下方修正した学情<2301>などが停滞した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発。13年10月期の単体業績予想で増収増益のキタック<4707>がストップ高。ほか、メガネスーパ<3318>、日本ミクロ<5381>なども上昇した。半面、スタイライフ<3037>、ユニバーサル<6425>、コーセーRE<3246>などは安い。
提供:モーニングスター社
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