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4日後場の日経平均株価は前日比25円安の9,432円。TOPIXは小幅高の781ポイント。騰落銘柄数は値上がり944銘柄、値下がり579銘柄、変わらず164銘柄。売り買いともに手掛かり材料に乏しく、マイナス圏で動意薄の展開が続いた。押し目買いに支えられて日経平均は後場も前日終値に急接近する場面がみられたが、円の下げ渋りで買いの勢いは強まらなかった。市場からは「下値はそれほど大きくないだろう。きょうはTOPIXがプラスに転じるなど、全体的にはそれほど悪い相場ではなかった。TOPIXが底堅いということは全体が強いということ。投資意欲も衰えていない」(中堅証券)との声が聞かれた。
3日の米国株式は、NYダウが前週末比59ドル安の1万2,965ドルと4日ぶりに反落し、ナスダック総合指数は同8ポイント安の3,002ポイントと続落して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億5,746万株、ナスダック市場が16億3,010万株だった。朝方にNYダウは上げ幅を60ドル程度まで広げたが、買い一巡後はマイナス圏へ沈んだ。「財政の崖」回避に向けた交渉に進展がみられないなか、11月のISM製造業景況感指数が49.5と好不況の分かれ目とされる50を下回ったため、景気の先行きに対する懸念が強まった。NY外国為替市場でドル・円は82円24銭(前営業日の終値は82円47銭)、ユーロ・円は107円35銭(同107円09銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり19。値下がり14。石油・石炭製品、その他金融、ゴム製品が値上がり率上位。パルプ・紙、鉄鋼、海運が値下がり率上位。王子HD<3861>など製紙株が停滞した。JFE<5411>など鉄鋼株や、三菱マテリアル<5711>など非鉄金属株も軟調。商船三井<9104>など海運株や、日立建機<6305>など機械株の戻りも鈍かった。東レ<3402>など繊維株もさえない。アドバンテスト<6857>などハイテク株や、日電硝子<5214>などガラス株も下落した。半面、国際帝石<1605>、JX<5020>など石油株は上昇した。クレセゾン<8253>などノンバンク株もしっかり。ヤフー<4689>との提携が報じられたローソン<2651>など小売株や、13年4月期の連結売上高予想を上方修正した伊藤園<2593>など食品株も継続物色された。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は13日ぶりに反落。フォンツHD<3350>、オンキヨー<6628>、いちごHD<2337>などは下落した。半面、ウィザス<9696>、ビーマップ<4316>、USシステム<3390>などは高い。
提供:モーニングスター社
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