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27日後場の日経平均株価は前日比92円高の1万322円。TOPIXは同6ポイント高の854ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,012銘柄、値下がり574銘柄、変わらず110銘柄。日経平均は年初来高値を更新した。金融セクターへの買いが強まり、しっかりした展開が続いた。ドル・円が85円台後半まで上昇したことも支え。先物にまとまった売りが観測されると伸び悩んだが、押し目買いに支えられて持ち直した。市場からは「年末ではあるものの、持たざるリスクが意識されている。高値を上回ったことで個人投資家によるやれやれ売りも出ているが、押し目買いやショートカバーが入ったようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
26日の米国株式は3日続落し、NYダウが24日終値比24ドル安の1万3,114ドル、ナスダック総合指数が同22ポイント安の2,990ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が4億7,559万株、ナスダック市場が10億4,337万株。市場関係者の多くがクリスマス休暇中とみられ、盛り上がりに欠ける展開だった。年末商戦が伸び悩んでいるとの報道からウォルマートやティファニーなどの小売株が売られた。10月S&Pケース・シラー住宅価格指数(20都市)は前年同月比4.3%上昇し、市場予想の同4.1%の上昇を上回ったが、市場の反応は限定的だった。NY外国為替市場でドル・円は85円58銭(前営業日の終値は84円75銭)、ユーロ・円は113円14銭(111円68銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり30。値下がり3。パルプ・紙、海運、証券が値上がり率上位。値下がりは電力・ガス、医薬品、建設のみ。商船三井<9104>など海運株が堅調。トヨタ<7203>など自動車株も継続物色された。JFE<5411>など鉄鋼株も引き締まった。日電硝子<5214>などガラス株もしっかり。レンゴー<3941>、日本紙<3893>などパルプ・紙株も上昇した。野村<8604>など証券株や、第一生命<8750>など保険株も高い。三菱地所<8802>など不動産株や、三井倉<9302>など倉庫株も上値を追った。半面、関西電<9503>、東ガス<9531>など電力・ガス株は弱含みで推移した。アステラス薬<4503>など医薬品株もさえない。大林組<1802>などゼネコン株の上値も重かった。東栄住宅<8875>などパワービルダーの一角も軟調。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は3日続伸。日本精密<7771>、プロパスト<3236>、プラコー<6347>などが買われた。半面、ゲトウェイH<7708>、エスイー<3423>、カイノス<4556>などは安い。
提供:モーニングスター社
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