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8日後場の日経平均株価は前日比135円安の8,837円。TOPIXは同10ポイント安の735ポイント。騰落銘柄数は値上がり233銘柄、値下がり1,346銘柄、変わらず95銘柄。終値としては10月17日以来3週間ぶりの安値を付けた。ユーロ・円が下げ基調を強めたため、日経平均は下げ幅を一時160円超に拡大。手掛かり材料に乏しく、安値圏で停滞した。引けにかけて買い戻され、やや下げ渋ったが、戻りは限定的だった。市場からは「ギリシャで財政緊縮策が可決されたため、今晩の米国株は前日の反動もあってある程度の反発が見込まれるが、上値は限定的となりそうだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
7日の米国株式は3日ぶりに急反落。NYダウは前日比312ドル安の1万2,932ドルと、8月2日以来の1万3,000ドル割れとなった。ナスダック総合指数も同74ポイント安の2,937ポイントで取引を終了し、8月2日以来の安値を付けた。出来高概算はニューヨーク市場が8億7,776万株、ナスダック市場が20億1,457万株だった。オバマ大統領の再選が決まり、イベント通過による材料出尽くし感から売りが優勢となった。民主党が過半数を占める上院と共和党が過半数を占める下院のねじれ状態が続くため、「財政の崖」に対する警戒感も強まったという。ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が欧州景気に対して慎重な見方を示し、欧州株が急落したことも重し。NY外国為替市場でドル・円は79円94銭(前営業日の終値は80円32銭)、ユーロ・円は102円08銭(前営業日の終値は102円94銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり1。値下がり32。パルプ・紙、鉄鋼、鉱業が値下がり率上位。値上がりは電力・ガスのみ。国際帝石<1605>など資源開発株が売られた。特種東海<3708>、王子HD<3861>などパルプ・紙株も軟調。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、商船三井<9104>など海運株もさえない。ホンダ<7267>など自動車株や、ブリヂス<5108>などタイヤ株も下落した。ソニー<6758>などハイテク株も下げ基調。MS&AD<8725>など保険株や、大和証G<8601>など証券株も売りが継続した。半面、関西電<9503>など電力株の一角はしっかり。個別では、13年3月期連結利益予想を上方修正したいすゞ<7202>は継続物色された。業績予想の上方修正と自社株買いを発表したAOKIHD<8214>も高い。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は4日続落。DAC<4281>、Tメディカル<3163>、フェローテク<6890>などが売られた。半面、シンクレイヤ<1724>、ソリトン<3040>、シノケンG<8909>などは高い。
提供:モーニングスター社
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