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7日後場の日経平均株価は前日比2円安の8,972円。TOPIXは小幅高の745ポイント。騰落銘柄数は値上がり661銘柄、値下がり834銘柄、変わらず174銘柄。米大統領選で現職のオバマ大統領の再選が報じられたが、市場の反応は限定的だった。ドル・円に目立った動きはなく、日経平均も動意薄の展開が続いた。あすは中国共産党大会を控えており、「大統領選が通過したところで動きにくさは変わらない」(中堅証券)という。また、「仕掛け的な動きに振れる場面はあったものの、前日までにオバマ米大統領の再選を織り込んでいたようだ」(オンライン証券)との声もある。
6日の米国株式は続伸。NYダウが前日比133ドル高の1万3,245ドル、ナスダック総合指数は同12ポイント高の3,011ポイントで取引を終了した。ナスダックが終値で3,000ポイント台を回復するのは3営業日ぶり。出来高概算はニューヨーク市場が6億7,257万株、ナスダック市場が17億3,774万株だった。特に材料が見当たらないなか、大統領選の投開票日ということで、今後の政治のこう着感解消を期待した買いが優勢となった。商いが薄く、仕掛け的な動きに反応しやすかったことも上げ幅を広げる一因だった。NY外国為替市場でドル・円は80円32銭(前営業日の終値は80円24銭)、ユーロ・円は102円94銭(前営業日の終値は102円67銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり17。値下がり16。鉱業、電力・ガス、非鉄金属が値上がり率上位。空運、食料品、その他金融が値下がり率上位。国際帝石<1605>、コスモ石<5007>など石油関連株が買われ、三菱商<8058>など商社株も堅調。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、住友鉱<5713>など非鉄金属株も継続物色された。レンゴー<3941>、王子HD<3861>などパルプ・紙株もしっかり。中部電<9502>など電力株も買いが優勢となった。NTTドコモ<9437>など情報通信株も上げ基調。半面、アサヒ<2502>、JT<2914>など食品株は売られた。ファミリーマート<8028>、ニトリHD<9843>など小売株も下げ基調。アコム<8572>などノンバンク株も弱含みで推移した。鹿島<1812>などゼネコン株が下落し、12年9月中間期の連結業績予想を下方修正した前田建<1824>は値下がり率上位。東レ<3402>など繊維株も下押した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は3日続落。シスロケ<2480>、メイコー<6787>、JACR<2124>などが下落した。サニーサイド<2180>、シード<7743>、モジュレ<3043>などは買われた。
提供:モーニングスター社
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