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26日後場の日経平均株価は前日比122円安の8,933円。TOPIXは同10ポイント安の741ポイント。騰落銘柄数は値上がり424銘柄、値下がり1,101銘柄、変わらず151銘柄。週末で利益確定売りが優勢となった。アジア株の下落や、円の上昇が重し。ドル・円が80円を割り込むと手じまい売りが加速し、日経平均は引けにかけて下値を探った。「債先買いの株先売り」(米系証券)を指摘する声も聞かれた。市場からは「国内では追加金融緩和期待が支えになっているが、すでに織り込んでいるため、来週30日の日銀金融政策決定会合で事前に報じられている内容を上回るものが出てくるか、それとも予想に反して何も出てこないのかが焦点になる」(中堅証券)との声が聞かれた。
25日の米国株式は3日ぶりに反発。NYダウが前日比26ドル高の1万3,103ドル、ナスダック総合指数は同4ポイント高の2,986ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億9,554万株、ナスダック市場が18億6,661万株だった。連日安の反動で買いが先行した。ダウ構成銘柄で予想を上回る決算を発表したP&Gが上昇したことも支え。ただ、企業業績に対する警戒感が根強いうえ、引け後にアップルなどの決算発表を控えて積極性は乏しく、上値の限られた展開が続いた。なお、取引時間中に下落していたアップル株は時間外取引で下げ幅を拡大している。NY外国為替市場でドル・円は80円30銭(前営業日の終値は79円81銭)、ユーロ・円は103円86銭(前営業日の終値は103円54銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり2。値下がり31。電力・ガス、非鉄金属、鉱業が値下がり率上位。値上がりはその他金融、空運のみ。関西電<9503>など電力株が軟調。国際帝石<1605>など資源開発株も下落した。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、住友鉱<5713>など非鉄金属株もさえない。商船三井<9104>など海運株や、コマツ<6301>など機械株も下押した。キヤノン<7751>などハイテク株や、旭硝子<5201>などガラス株も安い。半面、アイフル<8515>などノンバンク株は上昇した。個別では、中期経営計画を発表したワコム<6727>が高い。米IT大手数社との資本提携が報じられたシャープ<6753>も堅調。12年9月中間期の連結営業益予想を上方修正したユニシス<8056>もしっかり。アドバンテスト<6857>は13年3月期連結業績予想の下方修正をきっかけに買い戻しが優勢となった。。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は9日続伸。ロジコム<8938>、プロルート<8256>、IRジャパン<6051>が堅調。半面、ニューフレア<6256>、ラック<3857>、JCLバイオ<2190>などは安い。
提供:モーニングスター社
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