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25日後場の日経平均株価は前日比100円高の9,055円。TOPIXは同8ポイント高の751ポイント。騰落銘柄数は値上がり1,241銘柄、値下がり294銘柄、変わらず136銘柄。手掛かり材料難でこう着感を強めたが、ドル・円が80円台前半まで上昇すると、日経平均は上げ幅を拡大した。日銀が30日の金融政策決定会合で、追加金融緩和策として資産買い入れ基金を10兆円増額する方針と報じられた。市場からは「日銀の追加金融緩和に対する期待で先食いしているが、金融政策決定会合を通過した31日は国内企業の決算発表がピークを迎える。業績の下方修正が多くても、それをきっかけに買い戻しが優勢となっている状況が継続してくれれば、追加金融緩和が予想の範囲内であっても、強い相場が終わるということはないだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
24日の米国株式は続落。NYダウが前日比25ドル安の1万3,077ドル、ナスダック総合指数は同8ポイント安の2,981ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億4,958万株、ナスダック市場が18億8,057万株だった。序盤は前日大幅安の反動もあって上昇したが、企業業績に対する懸念の根強さから買いは続かず、午後から下げに転じた。FOMCの結果が公表されたが、FRBは現状の金融政策を維持したため、市場予想通りで買いの材料にはならなかった。NY外国為替市場でドル・円は79円81銭(前営業日の終値は79円83銭)、ユーロ・円は103円54銭(前営業日の終値は103円69銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり31。値下がり2。鉄鋼、電力・ガス、その他製品が値上がり率上位。値下がりは石油・石炭製品、ガラス・土石製品のみ。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株が堅調。レンゴー<3941>、王子HD<3861>などパルプ・紙株も買われた。トヨタ<7203>など自動車株も底堅い。HOYA<7741>など精密機器株も継続物色された。関西電<9503>など電力株も上昇。大和証G<8601>など証券株もしっかり。個別では、主力大証の日電産<6594> が高く、任天堂<7974> は切り返した。半面、JX<5020>など石油株は下落した。個別では、13年3月期第3四半期の連結業績で大幅な減収減益を見込む日電硝子<5214>が値下がり率トップ。13年3月期連結業績予想を下方修正したSMK<6798>も停滞した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は8日続伸。マイクロニ<6871>、デジD<4764>、日本ミクロ<5381>などが上昇した。半面、ユビキタス<3858>、多摩川HD<6838>、ユビテック<6662>などは安い。
提供:モーニングスター社
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