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22日後場の日経平均株価は前週末比8円高の9,010円。TOPIXは小幅安の753ポイント。騰落銘柄数は値上がり733銘柄、値下がり733銘柄、変わらず212銘柄。日銀金融政策決定会合への期待を支えに下げ幅を縮小した。為替市場でドル・円が上値抵抗線となっていた200日移動平均線を明確に突破し、円高修正の動きに弾みがつくと、東京市場では自動車など輸出関連株を中心に切り返しの動きとなった。市場からは「先高期待というよりは、底打ち期待だ。円安が進めば水準訂正で買いは入るだろうが、これから企業決算の発表が本格化するため、為替の水準以上に上値を追うのは難しいだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
19日の米国株式は大幅続落。NYダウが前日比205ドル安の1万3,343ドル、ナスダック総合指数は同67ポイント安の3,005ポイントで取引を終了。NYダウ、ナスダックともに下げ幅は6月21日以来の大きさとなった。出来高はニューヨーク市場が9億4,110万株、ナスダック市場が21億8,400万株だった。ダウ構成銘柄のマイクロソフト、ゼネラル・エレクトリック、マクドナルドが予想を下回る決算を発表し、失望売りが先行。米国株は高値圏で推移していたため、利益確定売りも出やすかったほか、週末で拾う動きも目立たず、下値模索の展開が続いた。NY外国為替市場でドル・円は79円31銭(前営業日の終値は79円29銭)、ユーロ・円は103円27銭(前営業日の終値は103円57銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり14。値下がり19。水産・農林、建設、その他製品が値上がり率上位。電力・ガス、空運、卸売が値下がり率上位。ホンダ<7267>など自動車株が切り返した。昭シェル<5002>など石油株もしっかり。清水建<1803>などゼネコン株は継続物色された。東建物<8804>など不動産株が上昇し、銀行株では、ふくおか<8354>、スルガ銀<8358>など地銀株が底堅く推移した。アイフル<8515>などノンバンク株も堅調。半面、関西電<9503>など電力株は軟調。T&DHD<8795>など保険株も売られた。ヤマダ電機<9831>など小売株もさえない。13年3月期連結業績予想を下方修正した三菱商<8058>など商社株も下落した。コマツ<6301>など機械株や、川崎汽<9107>など海運株、新日鉄住金<5401>など鉄鋼株も下げ基調。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は5日続伸。13年8月期連結で大幅増収増益予想のインデックス<4835>や、CATV2位のJCN買収が報じられたJCOM<4817>などがストップ高を付けた。半面、中京医薬<4558>、山陽百<8257>、サン電子<6736>などは軟調。
提供:モーニングスター社
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