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浜松医大と中小3社、声帯撮影の光源開発

浜松医科大学と浜松市の中小企業など3社は、内視鏡で声帯の動きを撮影するための医療用ストロボ光源を開発した。患者の声の波長に合わせて点灯の間隔をデジタル制御することで、声帯の動きをスロー再生する。従来機器より高音域の声帯の動きを撮影でき、価格も約170万円と半分以下に抑えた。全国の耳鼻咽喉科の診療施設などに販売する。

 浜松医大のほか機械制御装置のエヌエスティー(浜松市)、ソフトウエア開発のゾディアック(同市)、医療機器販売の永島医科器械(東京・文京)が開発した。光源を使って声帯を診察することで、声のかすれや声帯ポリープの診断、喉頭がんの発見などに役立つという。

 人間はのどの奥にある左右一対の声帯を素早く開閉させて声を出す。声帯は1秒間に数十~数千回と高速で振動するため、通常の内視鏡では動きを把握できない。

 ストロボ光源と内視鏡を患者の口の中に入れ、「あー」などと声を出してもらいながら撮影する。のどに当てたマイクで声の波形を検知し、点滅間隔を音波の周期より少しだけ長くする。点灯した瞬間の画像を連続して流すことで、実際より遅い速度で声帯の開閉を再現できる。

 点滅間隔をデジタル制御することで、約2000ヘルツの高音域まで撮影し、再生速度も自在に変えられる。現在使われているアナログ式の光源は点灯させたままシャッターを開閉する方式。高速で開閉を制御するため約500ヘルツまでしか撮影できず、価格も1台約400万円と高額だった。

 浜松医大の山本清二教授は「中小企業の技術力と現場のニーズを合わせて実用的な機器ができた」と話す。低価格・小型化したことで、医院などへの普及もめざす。

日本経済新聞

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