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浜松医大のほか機械制御装置のエヌエスティー(浜松市)、ソフトウエア開発のゾディアック(同市)、医療機器販売の永島医科器械(東京・文京)が開発した。光源を使って声帯を診察することで、声のかすれや声帯ポリープの診断、喉頭がんの発見などに役立つという。
人間はのどの奥にある左右一対の声帯を素早く開閉させて声を出す。声帯は1秒間に数十~数千回と高速で振動するため、通常の内視鏡では動きを把握できない。
ストロボ光源と内視鏡を患者の口の中に入れ、「あー」などと声を出してもらいながら撮影する。のどに当てたマイクで声の波形を検知し、点滅間隔を音波の周期より少しだけ長くする。点灯した瞬間の画像を連続して流すことで、実際より遅い速度で声帯の開閉を再現できる。
点滅間隔をデジタル制御することで、約2000ヘルツの高音域まで撮影し、再生速度も自在に変えられる。現在使われているアナログ式の光源は点灯させたままシャッターを開閉する方式。高速で開閉を制御するため約500ヘルツまでしか撮影できず、価格も1台約400万円と高額だった。
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