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12日後場の日経平均株価は前日比56円高の9,581円。TOPIXは同5ポイント高の791ポイント。騰落銘柄数は値上がり911銘柄、値下がり593銘柄、変わらず185銘柄。高値圏でもみ合いとなり、動意薄の展開が続いた。米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えていることから、売り買いともに見送りムードが強かったという。ただ、ドル・円が強含みで推移すると、9,600円台を回復する場面があった。市場からは「今月末でツイストオペの期限が切れるため、これに代わる別の金融緩和策がきょうのFOMCで打ち出されるというのが市場のコンセンサス。来週は日銀金融政策決定会合を控えていることから、ドル・円も動きづらい」(中堅証券)との声が聞かれた。
11日の米国株式は、NYダウが前日比78ドル高の1万3,248ドルと5日続伸、ナスダック総合指数が同35ポイント高の3,022ポイントと続伸して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億9,274万株、ナスダック市場が18億3,783万株だった。「財政の崖」の問題で米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、回避に向け米政府と野党共和党との協議が順調に進展していると報道。危機回避の期待感から買いが優勢となった。個別ではマイクロソフト、インテル、アップルなどハイテク株が物色され指数を押し上げた。NY外国為替市場でドル・円は82円48銭(前営業日の終値は82円32銭)、ユーロ・円は107円26銭(同106円52銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり28。値下がり5。不動産、証券、非鉄金属が値上がり率上位。医薬品、食料品、保険が値下がり率上位。三井不<8801>など不動産株が値上がり率トップ。大和証G<8601>など証券株も継続物色された。アイフル<8515>などノンバンク株も堅調。住友電工<5802>など電線株も引き締まった。住友鉱<5713>など非鉄金属株や、JFE<5411>など鉄鋼株もしっかり。郵船<9101>など海運株や、住友重<6302>など機械株も上昇した。半面、アステラス薬<4503>など医薬品株は売りが先行。東京海上<8766>など保険株も下落した。カルビー<2229>、アサヒ<2502>など食品株もさえない。個別では、13年1月期連結業績予想を下方修正した三井ハイテック<6966>が値下がり率トップ。ほか、日揮<1963>、京セラ<6971>、セコム<9735>なども軟調に推移した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は反発。ヤマウ<5284>、アマガサ<3070>、TLH<3777>などが上昇した。半面、麻生フオーム<1730>、東ハウス<1873>、セルシード<7776>などは安い。
提供:モーニングスター社
11日後場の日経平均株価は前日比8円安の9,525円。TOPIXは同2ポイント安の786ポイント。騰落銘柄数は値上がり548銘柄、値下がり962銘柄、変わらず180銘柄。東証1部の出来高、売買代金とも11月14日以来の低水準。手掛かり材料難で売り買いともに見送りムードが強く、小安い水準で停滞した。戻りは限定的だったが、前日終値に再接近する場面もみられるなど、後場は9,500円台で底堅く推移した。市場からは「今週だけでもFOMC(米連邦公開市場委員会)、メジャーSQ(特別清算指数)、日銀短観とこれだけのイベントを控えており、ポジションを動かしづらい」(中堅証券)との声が聞かれた。
10日の米国株式は、NYダウが前週末比14ドル高の1万3,169ドルと4日続伸、ナスダック総合指数は同8ポイント高の2,986ポイントと反発して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が5億9,190万株、ナスダック市場が15億493万株だった。「財政の崖」問題の解決に向けた進展がみられないなか、様子見気分が広がり小動きとなった。個別では、ネットワーク機器大手のシスコシステムやパソコン大手のヒューレッド・パッカードなどが買われ、NYダウを支えた。ハイテク株の一部が物色されたことで、ナスダック総合指数も堅調に推移した。NY外国為替市場でドル・円は82円32銭(前営業日の終値は82円49銭)、ユーロ・円は106円52銭(同106円64銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり8。値下がり25。その他製品、ガラス・土石製品、海運が値下がり率上位。水産・農林、非鉄金属、石油・石炭製品が値上がり率上位。旭硝子<5201>などガラス株が軟調。関西電<9503>など電力株もさえない。三菱地所<8802>など不動産株も弱含みで推移した。コマツ<6301>など機械株や、郵船<9101>など海運株も安い。帝人<3401>など繊維株も下落した。JR東日本<9020>、日通<9062>など陸運株も停滞。半面、住友鉱<5713>など非鉄金属株は堅調。JFE<5411>など鉄鋼株の一角も底堅い。国際帝石<1605>、JX<5020>など石油関連株も引き締まった。小売株では、公取委がヤマダ電機<9831>による買収を承認したベスト電<8175>や、13年2月期の期末配当増額を発表したあさひ<3333>などが買われた。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は4日ぶりに反落。アスラポート<3069>、山王<3441>、エスイー<3423>などが下落した。半面、リバエレテク<6666>、メガネスーパ<3381>、東ハウス<1873>などは高い。
提供:モーニングスター社