気になるニュース、NYダウ、NASDAQ、東京市場、映画 音楽 仕事 その他
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
11日後場の日経平均株価は前日比8円安の9,525円。TOPIXは同2ポイント安の786ポイント。騰落銘柄数は値上がり548銘柄、値下がり962銘柄、変わらず180銘柄。東証1部の出来高、売買代金とも11月14日以来の低水準。手掛かり材料難で売り買いともに見送りムードが強く、小安い水準で停滞した。戻りは限定的だったが、前日終値に再接近する場面もみられるなど、後場は9,500円台で底堅く推移した。市場からは「今週だけでもFOMC(米連邦公開市場委員会)、メジャーSQ(特別清算指数)、日銀短観とこれだけのイベントを控えており、ポジションを動かしづらい」(中堅証券)との声が聞かれた。
10日の米国株式は、NYダウが前週末比14ドル高の1万3,169ドルと4日続伸、ナスダック総合指数は同8ポイント高の2,986ポイントと反発して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が5億9,190万株、ナスダック市場が15億493万株だった。「財政の崖」問題の解決に向けた進展がみられないなか、様子見気分が広がり小動きとなった。個別では、ネットワーク機器大手のシスコシステムやパソコン大手のヒューレッド・パッカードなどが買われ、NYダウを支えた。ハイテク株の一部が物色されたことで、ナスダック総合指数も堅調に推移した。NY外国為替市場でドル・円は82円32銭(前営業日の終値は82円49銭)、ユーロ・円は106円52銭(同106円64銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり8。値下がり25。その他製品、ガラス・土石製品、海運が値下がり率上位。水産・農林、非鉄金属、石油・石炭製品が値上がり率上位。旭硝子<5201>などガラス株が軟調。関西電<9503>など電力株もさえない。三菱地所<8802>など不動産株も弱含みで推移した。コマツ<6301>など機械株や、郵船<9101>など海運株も安い。帝人<3401>など繊維株も下落した。JR東日本<9020>、日通<9062>など陸運株も停滞。半面、住友鉱<5713>など非鉄金属株は堅調。JFE<5411>など鉄鋼株の一角も底堅い。国際帝石<1605>、JX<5020>など石油関連株も引き締まった。小売株では、公取委がヤマダ電機<9831>による買収を承認したベスト電<8175>や、13年2月期の期末配当増額を発表したあさひ<3333>などが買われた。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は4日ぶりに反落。アスラポート<3069>、山王<3441>、エスイー<3423>などが下落した。半面、リバエレテク<6666>、メガネスーパ<3381>、東ハウス<1873>などは高い。
提供:モーニングスター社
COMMENT