気になるニュース、NYダウ、NASDAQ、東京市場、映画 音楽 仕事 その他
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
26日後場の日経平均株価は前日比263円安の1万1,398円と3営業日ぶりに大幅反落した。 終値での1万1,400円割れは22日以来2営業日ぶり。TOPIXは同13ポイント安の966ポイント。騰落銘柄数は値上がり366銘柄、値下がり1253銘柄、変わらず75銘柄。前半は、イタリアの政局懸念や財政再建への不透明感から、対主要通貨で再び円高方向に推移するとともに、株価指数先物にまとまった売り物が出て下げを主導した。日経平均株価は一時1万1,379円(前日比283円安)を付け、前場安値1万1,374円(同287円安)に接近する場面があった。その後の戻りは鈍く、売り継続の流れとなった。
25日の米国株式は、大幅反落した。NYダウが前週末比216ドル安の1万3,784ドル、ナスダック総合指数が同45ポイント安の3,116ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が8億1,865万株、ナスダック市場が18億6,519万株だった。イタリアで行われた総選挙の出口調査で、下院は緊縮財政を進める中道左派連合の勝利が有力な一方、上院では緊縮財政の反対を掲げる中道右派が優勢と報じられた。同国の政治体制に対する不透明感から、リスク回避の動きが出て売り圧力が高まった。NYダウ採用30銘柄のうち27銘柄が下落し、同指数は今年最大の下げ幅となった。
業種別(東証33業種)株価指数は値下がり29、値上がり4。鉄鋼、精密機器、金属製品などが値下がり率上位。水産農林、不動産、海運などは値上がり率上位。JFE<5411>などの鉄鋼株や、LIXILG<5938>などの金属製品株が値を下げた。ニコン<7731>などの精密株にも売りが継続した。半面、マルハニチロ<1334>、サカタのタネ<1377>などの農林水産株が堅調。菱地所<8802>などの不動産株も高く、川崎汽<9107>などの海運株にも買いが継続した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は7日ぶりに反落。北雄ラッキー<2747>、リック<3147>、三光産業<7922>などが軟調。半面、ULSグルプ<3798>、夢テクノロジ<2458>、免疫生物研究<4570>などがストップ高。
提供:モーニングスター社
COMMENT