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10日後場の日経平均株価は前日比74円高の1万652円と続伸。TOPIXは同9ポイント高の889ポイントとなり、1月4日の昨年来高値888ポイントを更新した。為替相場が円安水準で推移し、中国・上海総合指数、香港ハンセン指数などアジア株が総じて堅調だったこともあり、根強い物色が続いた。騰落銘柄数は値上がり1218銘柄、値下がり396銘柄、変わらず83銘柄。市場からは「去年買い込んだ投資家は多く、1万700円に近づくと戻り売りが出やすい。中期的には強いとみるが、米企業決算への警戒感や相場の過熱感から、短期調整の可能性がある」(銀行系証券)との声が聞かれた。
9日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比61ドル高の1万3,390ドル、ナスダック総合指数が同14ポイント高の3,105ポイントで取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億7,170万株、ナスダック市場が16億6,316万株だった。前日8日の通常取引終了後に発表された米アルミ大手アルコアの決算で、売上が市場予想を上回ったことや13年のアルミ需要が堅調に推移するとの見方が示された。過度な景気への警戒感が後退し、インテルやヒューレッドパッカードなどのハイテク株が物色された。一方、アルコアは買い一巡後に伸び悩み、小幅に下げて取引を終了した。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり27、値下がり6。海運、鉄鋼、保険などが値上がり率上位。空運、証券商品先物、その他金融などが値下がり率上位。川崎汽<9107>などの海運株や、日鉄住金<5401>などの鉄鋼株が上昇。東京海上<8766>などの保険株や、三井住友<8316>などの銀行株も堅調。半面、野村<8604>などの証券株がさえず、アイフル<8515>、オリコ<8585>などのその他金融株も軟調。JAL<9201>などの空運株も値を下げた。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は9日続伸。コスモバイオ<3386>、ラクオリア薬<4579>、インスパイア<2724>などがストップ高。半面、城南進研<4720>、A&T<4645>ウィザス<9696>などは下落。
提供:モーニングスター社
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