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13日後場の日経平均株価は前日比161円高の9,742円。TOPIXは同7ポイント高の799ポイント。騰落銘柄数は値上がり973銘柄、値下がり558銘柄、変わらず160銘柄。終値としては4月4日以来約8カ月ぶりの高値を付けた。円が対主要通貨で下落したため、輸出関連株を中心に上げ基調を強めた。追加の手掛かり材料が乏しく、利益確定売りに上値を抑えられて上昇は一服したものの、高値圏を維持するなど堅調に推移した。市場からは「TOPIXの一時800ポイント台回復が示すのは時価総額の底上げ。相場の流れは変わっている。不動産株への買いはインフレを見込んだ買いで、これからは日経平均をみるよりも、TOPIXをみていたほうが、相場の動きを判断しやすいだろう」(大手証券)との声が聞かれた。
12日の米国株式は、NYダウが前日比2ドル安の1万3,245ドルと6日ぶり、ナスダック総合指数が同8ポイント安の3,013ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が6億9,424万株、ナスダック市場が17億2,061万株だった。FRB(米連邦準備制度理事会)が、市場への資金供給を継続することを明らかにし、買いが優勢となった。ただ、買い一巡後は、利益確定売りに押された。FRBは、年内に終了する「ツイスト・オペ」に代わり、来年から月間450億ドル(約3兆7,000億円)の長期国債購入を決定したと表明。金融緩和策の継続を評価し、NYダウは一時80ドル以上上昇する場面があった。NY外国為替市場でドル・円は83円22銭(前営業日の終値は82円48銭)、ユーロ・円は108円78銭(同107円26銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり24。値下がり8。変わらず1。海運、証券、電気機器が値上がり率上位。空運、医薬品、電力・ガスが値下がり率上位。変わらずは金属製品。商船三井<9104>など海運株が値上がり率トップ。大和証G<8601>など証券株や、第一生命<8750>など保険株も高い。三菱地所<8802>など不動産株も引き締まった。三井住友<8316>など銀行株も底堅く推移した。日本紙<3893>など製紙株も堅調。シャープ<6753>などハイテク株や、ホンダ<7267>など自動車株も上昇した。住友重<6302>など機械株もしっかり。半面、アステラス薬<4503>など医薬品株は軟調。東ガス<9531>などガス株の下げも目立った。JR西日本<9021>、日立物流<9086>など陸運株も安い。カルビー<2229>など食品株や、ニトリHD<9843>など小売株も下落した。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は続伸。アマガサ<3070>、ゲトウェイH<7708>、オートウェブ<2666>などが堅調。半面、メガネスーパ<3318>、アールテック<4573>、テイン<7217>などは下落した。
提供:モーニングスター社
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