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24日後場の日経平均株価は前日比59円安の8,954円。TOPIXは同6ポイント安の743ポイント。騰落銘柄数は値上がり519銘柄、値下がり983銘柄、変わらず171銘柄。中国株の上昇を受けて一時プラス圏へ浮上したが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表などを控えて見送りムードが強く、200日移動平均線に上値を抑えられた。ドル・円が下げに転じ、先物に断続的な売りが観測されると、利益確定売りに押されて弱含んだ。市場からは「FOMCの結果が公表されるが、大統領選を控えてFRB(米連邦準備制度理事会)も動きづらいとみられ、無風通過が予想される。FRBが動くとすれば『財政の崖』とも言われる12月だろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
23日の米国株式は、NYダウが前日比243ドル安の1万3,102ドルと急反落し、9月5日以来の安値を付け、ナスダック総合指数は同26ポイント安の2,990ポイントと反落し、8月6日以来の3,000ポイント割れとなった。NYダウの下げ幅は6月29日以来の大きさ。出来高はニューヨーク市場が6億7,084万株、ナスダック市場が17億7,751万株だった。化学のデュポンや、工業用品のスリーエム(3M)などが見通しを引き下げたことで、企業業績に対する失望感が強まった。ナスダックは、アップルなどが買い戻されて下げ幅を縮小した一方、ダウ構成銘柄ではインテルやマイクロソフトが上昇したものの、NYダウは安値圏で停滞した。NY外国為替市場でドル・円は79円83銭(前営業日の終値は79円92銭)、ユーロ・円は103円69銭(前営業日の終値は104円38銭)で取引を終えた。
業種別(東証33業種)株価指数は値上がり7。値下がり26。電力・ガス、鉄鋼、鉱業が値下がり率上位。空運、金属製品、小売が値上がり率上位。中部電<9502>など電力株が停滞した。国際帝石<1605>など資源開発株もさえない。新日鉄住金<5401>など鉄鋼株や、DOWA<5714>など非鉄金属株の戻りも鈍く、コマツ<6301>など機械株も下押した。ホンダ<7267>など自動車株も下落した。12年9月中間期の連結業績予想を下方修正した川重<7012>も安い。半面、ファミリーマート<8028>、良品計画<7453>など小売株は買われた。HOYA<7741>など精密機器株もしっかり。ブリヂス<5108>などゴム製品株の一角も底堅い。
新興市場で日経ジャスダック平均株価は7日続伸。アストマクス<7261>、レーサム<8890>、プロルート<8256>などが上昇した。半面、太洋基礎<1758>、RSC<4664>、KTK<3035>などは安い。
提供:モーニングスター社
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